「大事な事や物」は常に隠されたものとしてあり、それらは視線でけがされてはならないのではないかという予感と、それらを垣間見たい衝動との二つの感覚を惹き起こします。
そういったアンビバレントな感情は、私の作品における表現と制作態度とに密接に関わっています。
森の入口という作品は、隠された外(内)から、どちらかを選択する(しない)状態にあることを描いています。踏み出す衝動と、踏み出さず留まる安心感、どちらを選択するかを逡巡できるかのように感じる時間を描いています。
パネル アクリル クレパス 油彩
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