FWAP Fukuoka Wall Art Project 2025
入賞

「今夜は素敵な夢にしたい」

ながまつ たいじゅ

眠っているはずなのに、気がつくと自分がどこか知らない場所に立っていたり、家の外を歩いていたりするような体験──医学的には「睡眠時遊行」とも呼ばれる現象──を繰り返していました。夢と現の境界があいまいになり、生身のままその世界に迷い込んでいたのだと思います。この作品は、そうした記憶をもとにしたシリーズです。私はこの作品を通して、自分の中に眠る記憶や感覚をたぐり寄せ、かたちにしました。曖昧で、はっきりとは掴めない、しかし確かに自分の中に存在している。そんな記憶や感情に触れたとき、人は初めて「自分」という存在の奥行きに気づくのかもしれません。

材質・画材

写真

ながまつ たいじゅ

ながまつ たいじゅ

1994年福岡県生まれ。福岡工業大学を卒業後、Mental Health Social Worker(mhsw)として働く。そのなかで人々の心や環境に向き合う中で、無意識に潜む心理や記憶に関心を抱くようになる。2021年より写真活動を開始し、日常に埋もれた人の繋がりや感情をテーマに写真を通じてそれらを表現することに取り組む。現在福岡県田川市を拠点に、店舗「羊と心臓」を運営している。

主な展示歴など

展示歴

2025年 「知らない人」いいかねpalette アーツトンネルギャラリー、福岡
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