自分のルーツを掘り起こしていると、遠くから呼ぶ声が聞こえる。それは過去の先祖からの声なのかもしれないし、未来の誰かからなのかもしれない。時間は直線ではなく、全てが同時に存在するのだ。この作品は、家族の歴史を辿る中で体験した不思議な感覚から生まれた。記憶を掘り下げていくうちに、遥か遠い昔から響いてくる声のような存在を感じるようになった。それは懐かしさと予感が同居する、時間を超えた呼びかけだった。小さな私個人の中に脈々と受け継がれる細い糸は、大きな世界と繋がっている。個人的な体験は実は宇宙的な真理に通じているのかもしれない。
材質・画材
キャンバス
佐土嶋 洋佳
1984年福岡県田川郡生まれ。2007年福岡教育大学を卒業後、福岡県を拠点にアーティストとして作品を発表。誰かがそこに在ること、居たこと、記憶や時間と空間の関わりを、布や糸、ものを使った造形作品や絵などで表現する。作家活動の傍ら、6年間の美術館勤務を経て、2019年に造形教室「ずこうしゃこどもアートスタジオ」をオープン。
年より、福岡市早良区にもふくおかスタジオをオープン。2021年より筑豊地域の文化拠点を作るべく、田川市いいかねPalette内に共同アトリエ&ギャラリー「アーツトンネル」をオープンし、代表を務める。
主な展示歴など
展示歴
| 2024年 |
「セレクション展2024」EUREKA 福岡県 |
| 2023年 |
「Archibaco 」田川郡津野地区空き家 福岡県 |
| 2020年 |
「スクラップオブKAWARADAKE」 採銅所駅舎 福岡県 |
| 2014年 |
「直感のジオラマ〜九州のアーティストファイル断章」福岡市美術館 福岡県 |
| 2014年 |
「津屋崎現代美術展」 玉乃井旅館 福岡県 |
| 2012年 |
「GOTTON ART MAGIC」田川後藤寺商店街空き店舗 福岡県 |
| 2010年 |
「有田現代アートガーデンプレイス」旧富右衛門窯 佐賀県 |
| 2008年 |
「筑豊アートシーン」直方谷尾美術館 福岡県 |
| 2007年 |
「台北・福岡現代美術交流展」台北藝術大学および福岡アジア美術館 台北および福岡 |