FWAP Fukuoka Wall Art Project 2025
優秀賞

「MARBLE_#008_3」

松本 千明
優秀賞「MARBLE_#008_3」:松本 千明

大理石は主に方解石などの炭酸塩鉱物、マグネシウムやアルミニウムなど粘土鉱物、地質時代に繁栄した古生物の死骸、その他特定できない不明鉱物でできている。それらが風雨に晒され、地熱の影響を受け再結晶化し、様々な色や複雑な模様となる。街で見られる大理石は、多様な粒子の共存と地殻変動の記憶を晒しているのである。地中に保存されていた石が掘り出され、平面に切断され磨き上げられたことにより、石を形成する微細な成分が標本の様に閉じ込められている。私は大理石を描くことで、平面に内在する石の記憶を再構築したい。

材質・画材

キャンバス アクリル

松本 千明

岡山県笠岡市生まれ。多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン学科卒業。
時間や記憶を内包する物質であり、文化や歴史の文脈を背負った素材である、大理石をモチーフに絵画制作を行う。視覚・触覚を通じた記憶の呼び起こしを主軸とし、視覚を通じて身体性を拡張するようなインスタレーションを展開している。
主な個展に横浜市指定有形文化財の大倉精神文化研究所での「MARBLE is」(2021年)、兜町&茅場町でのオープンアトリエで作品制作をした、株式会社白水社での「Transformation」(2023年)がある。

主な受賞歴、展示歴など

受賞歴

2025年 公益財団法人 野村財団
2022年 「KAIKA TOKYO AWARD 2022」入選 東京
2020年 「Sangetsu Wallpaper Design Awards 2020」サンゲツ社員賞 東京

展示歴

2024年 「第28回三井不動産商業マネジメント・オフィース・エクスビション」三井不動産商業マネジメント株式会社 東京
2024年 「START Box EXHIBITION」YAU CENTER 東京
2023年 「Transformation」株式会社白水社 東京
2022年 「KAIKA Tokyo AWRD 2022」KAIKA Tokyo by THE SHARE HOTELS 東京
2021年 「STAND!」渋谷ヒカリエ 東京
2021年 「MARBLE is」大倉精神文化研究所 神奈川
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