日常で起こるさまざまな物事の背景には、「人」の存在があります。誰かが作らなければ餃子は生まれず、誰かが揺らさなければ水面は揺らめきません。
しかし、この絵画の中には、その起点である「誰か」の存在はなく、ただ結果として現れた事物や現象だけが残されています。
絵画の中では、そのように「誰か」が不在のまま、出来事だけを静かに留めておくことができます。
今回モチーフとして選んだ餃子は、プールに浮かんでいることで食べ物としての役割や意味を失い、ただそこに存在するものとして描かれています。
私はこの絵を通して、日常に潜む違和感や不安、そこに混じる安らぎのような空気を表現したいと考えました。
麻布にアクリル
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