カラフルなパーツを3Dデータで作成し、斜め上方向に2軸で回転させたカメラアングルで2Dに描き出した絵画。デジタル空間には重力が存在しないが、パーツは画面左下に向かって落ちるよう構成されている。本作が仮囲いに掲出されると(仮囲いは実際に存在している物質なので)鑑賞者はリアルな物質として認識し、鉛直方向への力を前提に眺めるが、パーツはその動きに沿わないため違和感が生じる。この違和感を通じて、日常の感覚を揺さぶることを目指した。
作品のポイント
絵だけを見る / 仮囲いの一部として見る
材質・画材
木製パネル スプレーペイント
tsumichara
デジタルメディアやテクノロジーを活用して、人々の心を動かす作品を制作。人間の感覚、社会課題、時代性、自然との関係など、さまざまなコンセプトに焦点を当てている。ペインターとしての表現を軸に、サイトスペシフィックな壁画、ストリートでのインスタレーションなど表現の幅は絵画にとどまらない。近年は作品に社会的なインパクトをもたせるため、ホテル、公共施設、企業と連携したアートプロジェクトのディレクションも。
主な受賞歴、展示歴など
受賞歴
2023年 |
「QUICK Data Design Challenge 2023 'Finalist'」株式会社 QUICK |
2023年 |
「WATOWA ART AWARD 2023 Finalist」WATOWA GALLERY / WATOWA INC. |
2021年 |
「SHIBUYA PIXEL ART 2021 'Excellence Award’」シブヤピクセルアート、東京 |
展示歴
2023年 |
「みんなの空間 ~We are what we do~」愛媛 |
2023年 |
「BANANA X」 |
2023年 |
「AONAGI 1st」瀬戸内リトリート青凪、愛媛 |
2022年 |
「KAZE PROJECT」うるまシマダカラ芸術祭2022、沖縄 |