建造物は人の営みを入れる器であり、それらが集まり都市が出来ている。都市は人々の意思や目的によってその姿を、ゆっくりと、そして確実に変えている。そして人々もまた、都市の形に合わせその営みを変えている。その変化は、都市あるいは人々のどちらかの意思が主導しているというよりも、互いが分かちがたく結びついた、一つの巨大な意思によってなされているように感じる。
今回の作品は、福岡市天神の一区画をフォトグラメトリで3Dモデル化した展開図と、福岡市内で撮影した写真を交互に積み重ねて制作した。
材質・画材
デジタルアート/紙にレーザープリント
長野 光宏
1988年生まれ、福岡出身。「世界への賛歌」と「認識と社会」の二つを主なテーマとして、立体造形と、実写、コンピュータージェネレイティブイメージを用いた映像、またそれらを組み合わせたインスタレーションを制作。
主な受賞歴、展示歴など
主な受賞歴
2022年 |
アジアデジタルアート大賞FUKUOKA / 一般/動画部門 受賞(坂本豊氏との共作) |
2021年 |
海の中道 自然とアート展 / 受賞 |
2021年 |
九州芸文館 トリエンナーレCHIKUGO デジタルアート / 大賞 |
主な展示歴
2023年 |
ヒーローは必ず蘇る、時代が望むとき / IAF shop*(福岡) |
2023年 |
YUREI-CHAN ZERO JIGEN COLLAPSING RIGIT BODY vol.1 / HafH Fukuoka THE LIFE(福岡) |
2023年 |
魂の在り家 / アートスペース獏(福岡) |
2022年 |
まどかのメディアート / 大野城まどかぴあ(大野城) |
2022年 |
E375e / Spice stand and Gallery BEM(福岡) |
2021年 |
わたしが繋ぐ、触れたもので、息吹く世界で / W.S.U.G(福岡) |